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コレステロール値の増減に関わる因子
人間の体内にあるコレステロールのうち、およそ7割前後は肝臓で合成されている。コレステロールを多く含む食事の摂取が増えても、生体には恒常性を保つ調節機構があり、健康な人間であれば体内におけるコレステロール量は一定に保たれている。スクアレンの原料にアセチルCoAがあるため、脂肪や炭水化物を摂取しすぎた場合は、過剰生成される恐れもある。

従来はリノール酸はコレステロールを下げる働きがあるとされていたが、長期的には TC値に変化がないとの結果が出ている。(日本脂質栄養学会監修『ブックレット(図解)心疾患予防』 学会センター関西、2002年、および同「要約解説文書」参照。)

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動脈硬化症とコレステロール
血液中のコレステロール値(TC)は動脈硬化症と単純に結びつけて語られることが多かったが、現在はTC値が高いことは動脈硬化の危険因子(リスクファクター)の1つということになってきている。日本動脈硬化学会が2002年に更新したガイドラインでは、いくつかの危険因子が重なったマルチプルリスクファクター症候群の重要性を強調している。米国 National Heart, Lung, and Blood Institute (NHLBI) は、

高い血中コレステロール値
高血圧
喫煙
糖尿病
肥満症
運動不足
を危険因子として挙げている。

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